ざっくり簡単解説!浜松藩とは?
浜松藩(はままつはん)は、江戸時代に遠江国(現在の静岡県浜松市)に存在した藩で、藩庁は浜松城に置かれていました。藩の設立は慶長5年(1600年)で、初代藩主は松平忠頼です。忠頼は徳川家康の異父妹を母に持ち、江戸幕府の初期から重要な役割を果たしました。
藩は、その後、数代にわたり異なる大名家が藩主として治めました。特に水野家、高力家、松平家などが名を連ね、浜松藩は名家の治世下で発展を遂げました。水野忠邦の時代には、天保改革が行われ、藩政の改革が試みられました。
幕末には、浜松藩は新政府軍に与し、戊辰戦争にも参加しました。明治維新後、藩は廃藩置県により消滅し、浜松県に編入されました。浜松藩の歴史は、遠江国の政治や文化に大きな影響を与え、現在でも浜松城の遺構や関連する名所が観光地として知られています。
- 最終更新日: