ざっくり簡単解説!松江藩とは?

松江藩(まつえはん)は、出雲国(現在の島根県松江市)を中心に領有していた藩です。藩の設立は慶長5年(1600年)で、初代藩主は堀尾吉晴です。吉晴は関ヶ原の戦功により24万石を与えられ、松江城を築きました。藩はその後、堀尾家から京極家、さらに松平家へと藩主が変遷しました。

松平家が藩主となったのは寛永15年(1638年)で、松平直政が入封しました。藩は18万6000石の領地を管理し、松平家は特に農業と商業の振興に力を入れました。松平治郷(不昧公)は有名な藩主であり、茶道の振興や財政改革を行い、松江の文化に大きく貢献しました。

松江藩は明治4年(1871年)の廃藩置県によって松江県となり、その後、島根県に編入されました。藩の歴史は、松江城や地域文化に深い影響を与え、今でも観光名所として親しまれています。

江戸時代の関連記事