ざっくり簡単解説!斎藤道三とは?
斎藤道三(さいとうどうさん)は、戦国時代の有力な大名で、美濃国(現在の岐阜県)を支配したことで知られます。道三は、もともと油商人から身を起こし、商才と政治的手腕で出世を遂げました。やがて、美濃国の守護代である土岐氏を排除し、稲葉山城を拠点に実権を握りました。道三の戦術や策略は巧妙であり、「まむしの道三」として恐れられました。
彼は織田信長と強い関係を築き、信長の妻である濃姫を自分の娘として信長に嫁がせました。この縁により、道三と織田家は同盟関係を結びました。しかし、道三は晩年において息子の斎藤義龍との間で激しい内紛が発生し、1561年の長良川の戦いで敗れ、最期を迎えました。
斎藤道三は、商人から大名へと成り上がり、その独特な生涯と策略家としての才能で、戦国時代に大きな影響を与えた人物です。
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