ざっくり簡単解説!揖斐藩とは?
揖斐藩(いびはん)は、江戸時代に美濃国(現在の岐阜県揖斐川町)に存在した藩で、藩庁は揖斐城に置かれていました。藩の設立は1600年で、関ヶ原の戦いで功績を挙げた西尾光教が、曽根城から揖斐に移って成立しました。初代藩主の光教は、戦後に3万石に加増されました。
しかし、1623年に2代藩主西尾嘉教が無嗣で亡くなったため、藩は取り潰され、幕府領となりました。その後、揖斐城は旗本の岡田善同に渡り、彼の管理下で陣屋として改修され、1631年から1868年まで存続しました。
揖斐藩は、短い歴史の中で武将たちの忠誠心と戦功によって支えられ、戦国時代の名残を色濃く残す重要な地域でした。揖斐城の跡地は現在、文化財として保存されており、歴史を語り継いでいます。
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