ざっくり簡単解説!後光厳天皇とは?
後光厳天皇(ごこうごんてんのう)は、日本の第96代天皇であり、北朝の第4代天皇です。彼は、1352年に崇光天皇が退位した後に即位し、南北朝時代の北朝側の天皇として統治しました。在位期間は1352年から1371年までで、彼の治世は南北朝の対立が続く中で進められました。
後光厳天皇の即位は、観応の擾乱や足利幕府内部の対立が影響しており、南朝との争いも続いていました。彼の治世中、足利尊氏の後を継いだ足利義詮や、後に将軍となる足利義満の支援を受けながら、北朝の天皇としての地位を守り続けました。
後光厳天皇の在位中、南朝との戦いは依然として激しかったものの、次第に北朝の勢力が優位に立ち、彼の治世は相対的に安定を見せました。1371年に後光厳天皇は退位し、弟の後円融天皇に譲位しました。退位後も院政を行い、南北朝時代の北朝の正統性を支え続けました。
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