ざっくり簡単解説!平安時代とは?
平安時代(へいあんじだい)は、日本の歴史において794年から1185年まで続いた時代で、平安京(現在の京都)に都が置かれたことに由来します。この時代は、約400年にわたり続き、政治・文化・芸術の発展が特徴です。
初期の平安時代は、桓武天皇による律令制度が中心となり、中央集権的な統治が行われました。しかし次第に、藤原氏を中心とする貴族が権力を握り、摂関政治が行われるようになりました。
文化面では、国風文化が栄え、源氏物語や枕草子などの文学作品が生まれました。また、仏教が広まり、天台宗や真言宗などの新たな宗派も誕生しました。
後期には、武士の台頭が進み、平氏や源氏が勢力を拡大し、やがて源平合戦が起こり、平安時代は1185年の壇ノ浦の戦いで終焉を迎えます。次の時代は鎌倉時代です。
- 最終更新日: