ざっくり簡単解説!巨勢麻呂とは?

巨勢麻呂(こせ の まろ)は、飛鳥時代後期から奈良時代前期にかけて活躍した公卿で、巨勢氏の一族です。祖父は小徳・巨勢大海、父は京職大夫・巨勢紫檀です。持統天皇7年(693年)に直広肆に叙せられ、その後、従四位下、民部卿、左大弁などを歴任しました。和銅2年(709年)には陸奥鎮東将軍に任命され、蝦夷征討に従事しました。霊亀元年(715年)には中納言に昇進し、翌年には出羽国の開発と防備のため、近隣諸国からの移住を提案し、実行されました。霊亀3年(717年)1月18日に薨去し、最終官位は従三位・中納言でした。

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