ざっくり簡単解説!岩崎藩とは?
1701年-1871年(廃藩置県まで)
岩崎藩(いわさきはん)は、江戸時代に出羽国(現在の秋田県)に存在した外様藩で、藩庁は岩崎陣屋に置かれました。1701年、久保田藩第3代藩主佐竹義処が弟の佐竹義長に新田2万石を分与し、久保田新田藩が立藩されました。当初、藩主は江戸定府で、領地を持たず、蔵米支給の形式でした。1868年、8代藩主佐竹義諶は河辺郡椿台(現在の秋田市雄和椿川)に陣屋を築き、藩士は「椿台藩」を自称しました。しかし、戊辰戦争の影響で陣屋の建設は中断されました。1869年、藩庁を雄勝郡岩崎(現在の湯沢市岩崎)に移し、岩崎藩と改称し、初めて所領を持ちました。1871年の廃藩置県により岩崎藩は廃止され、その領地は秋田県に編入されました。
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