ざっくり簡単解説!守谷藩とは?
守谷藩(もりやはん)は、下総国相馬郡(現在の茨城県守谷市)に位置し、1590年に徳川家康の家臣である土岐定政(ときさだまさ)が1万石で入封して設立されました。初代藩主の定政は、守谷城を拠点として藩政を整えましたが、主に徳川家の遠征に従軍することが多く、領地の整備には専念できませんでした。1593年には「菅沼」から「土岐」へと姓を改め、1597年に守谷で没しました。
その後、子の土岐定義(ときさだよし)が跡を継ぎましたが、1617年に摂津国高槻藩に転封されたため守谷藩は一旦廃藩となります。さらに、定義の子・土岐頼行(よりゆき)が再び守谷に戻り、藩領の整備や神社の再建に尽力しましたが、後に上山藩に移封され、守谷藩は完全に廃藩となりました。
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