ざっくり簡単解説!大給藩とは?
大給藩(おぎゅうはん)は、江戸時代に三河国(現在の愛知県豊田市)に存在した藩で、藩庁は大給城に置かれていました。この藩は、松平親忠の次男である松平乗元が創設したもので、最初は1万2千石の規模から始まりました。
藩は1686年に設立され、藩主家は松平家でした。最初の藩主は乗元で、彼は江戸幕府に仕官していました。大給藩はその後、藩主の交替を経て、1747年に奥殿へ藩庁を移しました。移転後も藩は続き、明治維新の際には藩主が新政府に恭順を表明しました。
明治2年(1869年)には藩知事が任命され、1871年の廃藩置県によって藩は消滅し、最終的には愛知県に編入されました。大給藩の存在は地域の歴史に大きな影響を与え、特に藩校の設立や教育の振興に寄与しました。
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