ざっくり簡単解説!伊達宗基とは?

伊達宗基(だて むねもと)は、江戸時代末期から明治時代にかけての大名であり、仙台藩第14代(最後の)藩主です。1866年、父・伊達慶邦の四男として生まれ、幼名を建千代麿、亀三郎と称しました。

1868年、父・慶邦が奥羽越列藩同盟の盟主となったため、新政府から罰せられ、家督を譲られ藩主に就任しました。しかし、仙台藩は62万石から28万石に減封され、実際の石高は10万石程度とされました。明治2年(1869年)の版籍奉還後、仙台藩知事となり、北海道紗那地方の支配も命じられましたが、幼少であったため、明治3年(1870年)に謹慎を解かれた養子・宗敦に知藩事を譲りました。

廃藩置県後、1884年に伯爵となり、1901年には明治天皇の仙台巡幸の際、伊達家に伝わる鶴丸を献上しました。1917年、52歳で死去し、従二位を追贈されました。伊達伯爵家は弟の邦宗が継ぎました。

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