ざっくり簡単解説!今治藩とは?

今治藩(いまばりはん)は、江戸時代に存在した藩で、伊予国(現在の愛媛県今治市)を中心に領有していました。藩の設立は慶長5年(1600年)で、初代藩主は藤堂高虎で、藩は当初約2万石で始まりました。高虎は関ヶ原の戦いの戦功により藩主となり、今治城を築城しました。

その後、藩主は松平家に引き継がれ、特に松平定房の時代には石高が増加し、最終的に3万5千石となりました。今治藩は幕末の動乱期において、新政府軍に早くから従属し、会津戦争などにも参戦しました。

明治4年(1871年)の廃藩置県により今治藩は消滅し、その後は愛媛県に編入されました。今治城は現在も残っており、地域の歴史を物語る重要な遺構として多くの観光客に親しまれています。

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