ざっくり簡単解説!久保田新田藩とは?

1701年-1732年

久保田新田藩(くぼたしんでんはん)は、江戸時代中期に出羽国(現在の秋田県)に存在した外様藩で、藩庁は久保田城に置かれました。1701年、久保田藩第3代藩主佐竹義処が甥の佐竹義都に新田1万石を分与し、久保田新田藩が立藩されました。義都は江戸定府の大名として、江戸の深川高橋に上屋敷を構えました。1732年、義都の子である佐竹義堅が宗家である久保田藩の養子となり、久保田新田藩は廃藩となりました。この藩は、特定の領地を持たず、蔵米支給の形式であったため、実質的には久保田藩の支藩として機能していました。

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