ざっくり簡単解説!丹波亀山藩とは?

丹波亀山藩(たんばかめやまはん)は、江戸時代丹波国(現在の京都府亀岡市周辺)に位置した藩です。慶長14年(1609年)、譜代大名の岡部長盛によって設立されました。この藩は、当初は約5万石の石高を持ち、亀山城を中心に統治されました。

藩主は岡部氏から始まり、以降も松平家や青山家などが交代で統治しました。特に、松平信岑の時代には安定した統治が行われ、藩内では藩校や治水事業が進められました。しかし、藩の歴史は1871年の廃藩置県により幕を閉じ、その後亀岡県を経て京都府に編入されました。

丹波亀山藩は、交通の要所としても重要視されており、幕末には新政府の山陰鎮撫使に降伏するなど、歴史的な出来事にも関与しました。現在では、亀山城の跡地が史跡として保存されており、地域の文化遺産として親しまれています。

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