ざっくり簡単解説!上野豊岡藩とは?
上野豊岡藩(こうづけとよおかはん)は、江戸時代初期の上野国碓氷郡豊岡(現在の群馬県高崎市下豊岡)にあった藩です。1602年、根津信政が関ヶ原の戦いでの功績により徳川家康から5,000石の加増を受け、1万石で立藩しました。信政の後は、息子の信直が藩主を務めましたが、1626年に信直が嗣子を持たずに没したため、豊岡藩は断絶し、廃藩となりました。
この藩は短期間で消滅しましたが、信濃の名族であった根津氏が譜代大名として江戸幕府に仕えた例として記録に残されています。また、根津家の後、領地は幕府直轄領に編入され、地域の開発や防衛に利用されました。
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